種別
A書跡
作品名
仏本行集経 巻第四十四(ぶっぽんぎょうじゅっきょう かんだいよんじゅうよん)
制作年
奈良時代
材質・技法
紙本墨書
寸法・
表装を含む外寸
縦26.1×横802.4cm
文化財指定
重要美術品
解説
仏本行集経とは、釈迦の系譜・伝記にまつわる集大成で、本書は全60巻のうちの一部を成すものです。『光明皇后御願経』、または発願日が天平12年(740)5月1日であることから『五月一日経』と称されます。光明皇后(701~60)が父・藤原不比等、母・橘三千代の菩提追善、聖武天皇の福寿、臣下の忠節を願い、中央写経所組織の勢力をあげて約15年を費やし7000巻余りを書写させました。書風には初期の唐風が伺われ、天平写経の中でも、最も優れたものと言われています。大正8年(1919)酒田の郷土史家・白崎良弥から本間家に伝わりました。
貸出
可
公開状況
公開していない