本間美術館所蔵作品データベース

公益財団法人本間美術館 国指定名勝鶴舞園・清遠閣本間美術館所蔵作品データベース

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作品詳細

本間美術館 > B000038-1965|安田 雷洲|赤穂義士報讐図

赤穂義士報讐図 安田 雷洲

種別

B絵画

作者

安田 雷洲(やすだ らいしゅう)

作品名

赤穂義士報讐図(あこうぎしほうしゅうず)

制作年

江戸時代後期

材質・技法

紙本着色

寸法・
表装を含む外寸

縦140.5×横78.2㎝

文化財指定

酒田市指定文化財

解説

安田雷洲(生没年不詳)江戸後期の洋風画家。江戸四谷に住み、文化11年(1814)から安政5年(1858)に至る作品が知られている。葛飾北斎に学び、主として銅版画家として活躍。江戸名所風景連作や報道画・歴史画も制作し、銅版画を普及させた。肉筆洋風画にも異色作がある。
本図は、12月14日、赤穂浪士が吉良邸に討ち入り、吉良の首級をあげて亡君の無念をはらしたという「忠臣蔵」の一場面を描いている。洋風の陰影法や銅版画にならった描写が劇的で、背後の大きな月が不気味さを増している。構図は『新約聖書』第三巻「羊飼いの礼拝」に倣っていることが分かっている。

貸出

公開状況

公開していない

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