本間美術館所蔵作品データベース

公益財団法人本間美術館 国指定名勝鶴舞園・清遠閣本間美術館所蔵作品データベース

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作品詳細

本間美術館 > B000102-2010|高 嵩谷|須磨・住吉図屏風

須磨・住吉図屏風 高 嵩谷

種別

B絵画

作者

高 嵩谷(こう すうこく)

作品名

須磨・住吉図屏風(すま・すみよしずびょうぶ)

制作年

寛政6年(1794)

材質・技法

紙本着色

寸法・
表装を含む外寸

縦162.5×横378.0㎝

文化財指定

酒田市指定文化財

解説

源氏物語の主題、「須磨」「明石」「澪標」の三つの場面を六曲一双の屏風に描いた作品。右隻は須磨に流謫された光源氏が、茅屋の假住居で秋を迎える場面と、小舟で明石の君に通う場面が描かれている。左隻は京都に呼びもどされた光源氏が、住吉神社に御礼に参詣したとき、ちょうど明石の君も船で住吉詣でに来たのだが、あまりに立派な源氏の一行を見て船を遠ざけてしまう場面である。画面の右側に白鷺のとまる杭が描かれ、これが船の水路を示すための澪標(みおつくし)である。
高嵩谷(1730~1804)は江戸時代中ー後期の町絵師。土佐派、狩野派の手法も取り入れ、英一蝶風の絵をもって明和から寛政年間に活躍した。

寛政9年(1797)3月、本間家三代・光丘は、米沢藩への功績から九代藩主・上杉治憲(鷹山)より、この屏風と御染筆(自筆の書)、御菓子を拝領した。

貸出

公開状況

公開していない

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