本間美術館所蔵作品データベース

木村浩子（1961～）は、日本画家・修復家。神奈川県に生まれる。昭和59年（1984）に東京藝術大学美術学部デザイン科を卒業、卒業制作の襖絵「竹葉図」（本間美術館蔵）でデザイン賞を受賞。同大学大学院修士課程美術研究科修了、修了制作の壁面装飾画「彩炎棘」（東京藝術大学美術館蔵）が買上賞を受賞。文化財保存修復研究所である佛教造形研究所に勤務し、寺院の障壁画、仏像の彩色、修復並びに制作に励む。4年掛かりで制作した、川崎市の重要文化財建造物長念寺本堂壁画「金地蓮池図」は、その卓越した古典技術によって生み出された壁画で、高い評価受けている。平成21年（2009）、本間美術館で「木村浩子 屏風と襖絵の世界展」を開催。