種別
B絵画
作者
尾形 光琳（おがた こうりん）
作品名
大黒天図（だいこくてんず）
制作年
宝永5年(1708)
材質・技法
紙本墨画
文化財指定
なし
解説
尾形光琳（1658～1716）は、京都の裕福な呉服商雁金屋に生まれます。絵は書画や能楽などに堪能であった父の宗謙に手ほどきを受け、独自に古画、俵屋宗達の宗達派の水墨画などから多くを学び、江戸在住期には雪舟や雪村の絵画を研究しています。琳派らしい絢爛豪華な作品とは別に、禅宗絵画や水墨画に対しても関心を持っていました。
本図は、豊穣の神として知られる大黒天が、米俵に乗って七宝が入った袋を背負い、小槌を持った姿で描かれたものです。親しみやすくほのかな愛らしさが感じられます。
貸出
可
公開状況
公開していない
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