種別
C版画
作者
三代 歌川 広重(さんだい うたがわ ひろしげ)
作品名
大日本物産図絵 千島国海獺採之図(だいにっぽんぶっさんずえ ちしまのくにらっことりのず)
制作年
明治10年(1877)
材質・技法
中判錦絵
文化財指定
なし
解説
日本各地の物産とその生産工程の様子を描いた「大日本物産図絵」シリーズの一枚。本図に描かれたラッコを採る人々は、先住民族のアリュートと思われます。伝統的な皮舟と離頭銛で巧みに海獣を採る彼らは、当時世界的に珍重された毛皮獣・ラッコの狩猟に従事していました。
三代 歌川広重(1839~92)は、初代歌川広重の門人。二代広重が門下を去ると、初代広重の養女お辰に婿入りして二代目を自称したが、実際には三代目。明治時代の西洋風建築や馬車鉄道・蒸気船・蒸気機関車などの開化絵を多数制作しました。
貸出
可
公開状況
公開していない