種別
C版画
作者
北尾 政美(きたお まさよし)
作品名
幽王褒姒と望辺楼に烽火を見て笑楽図(ゆうおうほうじとぼうへんろうにほうかをみてしょうらくず)
制作年
江戸時代中期~後期
材質・技法
大判錦絵
文化財指定
なし
解説
中国の周の王・幽王が、妃の褒姒を笑わせようと烽火を上げた場面を描いたものです。烽火は敵の来襲などの緊急時に上げるものでしたが、幽王が無用な烽火を上げることが多かったため、周の滅亡につながりました。
北尾政美(1764~1824)は、江戸時代中期から後期の浮世絵師で、北尾重政の門人。美人画や浮絵(線遠近法を用いて奥行きを強調した浮世絵)などを描いています。寛政6年(1794)に津山藩のお抱え絵師となり、狩野養川院惟信に入門。祖母方の鍬形姓を名乗って鍬形蕙斎と号しました。
貸出
可
公開状況
公開していない