種別
C版画
作者
歌川 国虎(うたがわ くにとら)
作品名
浮絵 浅草観世音歳市之図(うきえ あさくさかんぜおんとしのいちのず)
制作年
文化年間(1804~18)
材質・技法
大判錦絵
文化財指定
なし
解説
江戸で最も古いとされる浅草寺の歳の市を描いたものです。歳の市は、12月17・18日の両日に行われ、特に18日は観世音菩薩の縁日ということで、参詣に訪れる人が多く、境内には新年を迎えるにあたり、箒や桶などの日用品を求める人で大いに賑わっていました。また、江戸末期頃には羽子板を売る店が多くなり、羽子板市とも呼ばれるようになりました。
歌川国虎(生没年不詳)は、江戸時代後期の浮世絵師で、初代歌川豊国の門人。歌川派でありながら西洋銅版画に興味を持ち、立体表現と遠近感が強調された独自の風景を描きました。
貸出
可
公開状況
公開していない