種別
C版画
作者
初代 歌川 広重(しょだい うたがわ ひろしげ)
作品名
東都名所 亀戸天満宮境内雪(とうとめいしょ かめいどてんまんぐうけいだいのゆき)
制作年
天保3~10年(1832~39)頃
材質・技法
大判錦絵
文化財指定
なし
解説
歌川広重の風景版画の出世作「東都名所」シリーズの一枚で、広重が描いた数ある亀戸風景の中でも傑作と評される雪景色です。寛文元年(1661)に本所深川の開発が完了し、その鬼門の鎮守として勧請されたのが亀戸天満宮です。九州の大宰府天満宮に似せて造られた境内は、太鼓橋や藤の花の美しさから江戸の名所となりました。
初代 歌川広重(1797~1858)は、江戸時代後期の浮世絵師で、歌川豊広の門人。号は一遊斎、一立斎。初期は美人画、武者絵、役者絵などを制作し、天保4年(1833)頃に発表した保永堂版「東海道五拾三次」のシリーズで風景画家としての地位を確立しました。
貸出
可
公開状況
公開していない