種別
F郷土資料
作者
氏家 直綱(うじいえ なおつな)
作品名
鯛鱸摺形巻(たいすずきすりかたまき)
制作年
文久2年~慶応3年
材質・技法
紙本・魚拓
寸法・
表装を含む外寸
縦28.0×横1500㎝
文化財指定
なし
解説
江戸詰の庄内藩士、氏家直綱による魚拓の巻物。庄内藩では釣りを武芸の一つとして奨励しており、藩士は藩の外でも釣りに勤しんでいたことが分かる。
長さ15mにもなるこの巻物には、鯛や鱸の魚拓が34図あり、特筆すべきは日本最古の間接法による魚拓があること。魚拓には、魚に直接墨を塗り布や紙に写し取る「直接法」と、魚に布や紙をのせて、上から墨などで色をつける「間接法」がある。間接法は比較的新しい技法で、この時代は直接法主流であったことから資料的にも貴重な図と言える。
貸出
可
公開状況
公開していない