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公益財団法人本間美術館 国指定名勝鶴舞園・清遠閣本間美術館所蔵作品データベース

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作品詳細

本間美術館 > B-IC0147-H4|菅原白龍|浅絳山水図

浅絳山水図 菅原白龍

種別

B絵画

作者

菅原白龍(すがわら はくりゅう)

作品名

浅絳山水図(せんこうさんすいず)

制作年

安政3年~明治3年(1856~1872)

材質・技法

紙本淡彩

寸法・
表装を含む外寸

縦109.0×横28.5㎝

文化財指定

なし

解説

菅原白龍(1833~1898)は、西置賜郡豊田村時庭(現在の長井市)の白龍山梵林院の祠官の子。本名は道雄、のちに元道。号は梵林、のちに白龍。はじめ長沼月峰と渡部玄渓、のちに江戸の熊坂適山に南宗画を学びます。その後、関西方面を遊学し、安政3年(1856)に家督を継ぎます。川上冬崖や奥原晴湖、富岡鉄斎らと交友し、山水花卉を好んで描きました。特に山水画は名作を多く遺しており、写生を基礎とした日本的南画の確立に努めました。文人や画家らとだけではなく、木戸孝允や大久保利通ら政府の大物たちと親交を持っていました。 「浅絳山水」とは、水墨を基調とし、代赭色(茶みのある橙色)の淡彩を添えた山水図のことでです。

貸出

公開状況

公開していない

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