本間美術館所蔵作品データベース

公益財団法人本間美術館 国指定名勝鶴舞園・清遠閣本間美術館所蔵作品データベース

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作品詳細

本間美術館 > D-IK0076-S34|端午人形 太田道灌

端午人形 太田道灌

種別

D工芸

作品名

端午人形 太田道灌(たんごにんぎょう おおたどうかん)

制作年

江戸時代

文化財指定

なし

解説

室町時代後期の武将・太田道灌は、江戸城を築城し、逸話も多く、物語や人形になっています。この人形は、鷹狩の最中、急な雨にあい蓑を借りようとする道灌に対して、女が一輪の山吹を差し出すという『山吹伝説』の場面を表しています。怒り帰った道灌ですが、後に『後拾遺集』に「七重八重花は咲けども 山吹の実のひとつだに なきぞかなしき」という歌があり、女は蓑ひとつない貧しさを山吹に例えたのだと知ります。驚いた道灌は、己の不明を恥じ歌道に励むのでした。

貸出

公開状況

公開していない

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