種別
D工芸
作品名
織部耳付茶入 銘 長生殿(おりべみみつけちゃいれ めい ちょうせいでん)
制作年
江戸時代前期
材質・技法
陶器
寸法・
表装を含む外寸
高6.8×口径3.1×胴径6.6㎝
文化財指定
なし
解説
織部焼は、美濃(岐阜県)の元屋敷の窯で焼かれた陶器です。千利休の弟子・古田織部の指導によって、織部好みの奇抜で斬新な意匠の茶陶が多く焼かれていたことが名前の由来とされています。
この茶入の銘は、『和漢朗詠集』に収められた詩「長生殿の裏には春秋富めり、不老門の前には日月遅し」からとったものだと思われます。長生殿を意匠化する場合は、吉祥の図柄や春秋の景物などで表されることが多く、この茶入にも春秋の渡り鳥である燕と雁の姿が描かれています。
貸出
可
公開状況
公開していない