種別
C版画
作者
昇亭 北寿(しょうてい ほくじゅ)
作品名
東都三圓山増上寺図(とうとさんえんざんぞうじょうじず)
制作年
文化~文政年間(1804~30)頃
材質・技法
大判錦絵
文化財指定
なし
解説
増上寺の三解脱門を通って大殿本堂に参詣する人々を描いたものです。三解脱門は、三つの煩悩(むさぼり・いかり・おろかさ)を解脱する門のことで、慶長16年(1611)に徳川幕府の助成によって建立されました。現在の門は、元和8年(1622)に再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。
昇亭北寿(1763~1828?)は、江戸時代後期の浮世絵師で、葛飾北斎の門人。作画期は寛政末期(1789~1801)から文政年間(1818~30)頃とされ、。北斎の洋風表現を受け継ぎ、さらに独自の方向に発展させた異色の風景版画家として知られています。三角形を連ねたような土坡や様式化された雲の表現などに特徴があります。
貸出
可
公開状況
公開していない