本間美術館所蔵作品データベース

公益財団法人本間美術館 国指定名勝鶴舞園・清遠閣本間美術館所蔵作品データベース

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作品詳細

本間美術館 > D-IK0231-S45|二見文台

二見文台

種別

D工芸

作品名

二見文台(ふたみぶんだい)

制作年

江戸時代後期

材質・技法

木、墨

寸法・
表装を含む外寸

縦28.0×横58.0×高12.0㎝

文化財指定

なし

解説

文台は、連歌や俳諧の会席で懐紙や短冊をのせる台です。俳諧興行の用具というだけでなく、文台を相伝することで宗匠を継承するという意味がありました。

この二見文台は常世田長翠が用いていたもので、桐の一枚板で作られ、表面に松の絵と伊勢二見浦の夫婦岩らしき絵が描かれています。裏面には松尾芭蕉の「うたがふな 潮の花も 浦の春」の句が記されています。二見浦では夫婦岩に砕け散る波の花も新春を祝っている、その神徳を決して疑ってはならないという意です。

貸出

公開状況

公開していない

Multilingual

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