種別
D工芸
作品名
二見文台(ふたみぶんだい)
制作年
江戸時代後期
材質・技法
木、墨
寸法・
表装を含む外寸
縦28.0×横58.0×高12.0㎝
文化財指定
なし
解説
文台は、連歌や俳諧の会席で懐紙や短冊をのせる台です。俳諧興行の用具というだけでなく、文台を相伝することで宗匠を継承するという意味がありました。
この二見文台は常世田長翠が用いていたもので、桐の一枚板で作られ、表面に松の絵と伊勢二見浦の夫婦岩らしき絵が描かれています。裏面には松尾芭蕉の「うたがふな 潮の花も 浦の春」の句が記されています。二見浦では夫婦岩に砕け散る波の花も新春を祝っている、その神徳を決して疑ってはならないという意です。
貸出
可
公開状況
公開していない