種別
D工芸
作者
鉄砲屋 亀斎(てっぽうや きさい)
作品名
将棋駒(しょうぎごま)
制作年
明治時代
材質・技法
木
文化財指定
酒田市指定文化財
解説
酒田を代表する指物師・鉄砲屋亀斎(1863~1927/本名は鈴木浅吉)が製作し、駒の文字を書家で将棋八段の竹内淇洲が書いた将棋駒です。鳥海山麓に自生する「鳥海黄楊」を材料としており、駒一組のほかに将棋盤、駒台、駒袋に入れた桐箱の駒入が附属しています。
大正7年(1918)4月、竹内淇洲が井上義雄八段と対局し連勝して、将棋八段に推挙されました。この駒は、その由緒ある対局に使用されたものであり、「錦旗の駒」(関根金次郎名人が終生愛用した駒)の原型として製作された一組です。
貸出
可
公開状況
公開していない