種別
C版画
作者
小野 忠重(おの ただしげ)
作品名
広島の川(ひろしまのかわ)
制作年
昭和41年(1966)
材質・技法
木版多色摺
寸法・
表装を含む外寸
縦60.0×横45.5㎝
文化財指定
なし
解説
小野忠重(1909~1990)は、版画家・版画史研究家。東京都に生まれます。昭和4年(1929)、第2回プロレタリア美術大展覧会に出品。昭和7年、新版画集団(のちに造型版画協会)、昭和16年に 出版社「双林社」を創立。日本アンデパンダン展への出品を続けます。戦後は日本美術会委員となり、昭和36年、旧ソ連の現代日本の版画展に招待され欧州も回ります。一貫して都会を中心とした民衆の生活や風景を主題とし、黒い地に明るい色を刷り、地の黒を輪郭線とする「陰刻法」によって制作される作品は、都会の世相や人間の暗部をえぐり出しています。
貸出
可
公開状況
公開していない