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作品詳細

本間美術館 > C000175-1961|初代 歌川 広重|六十余州名所図会 出羽最上川月山遠望

六十余州名所図会 出羽最上川月山遠望 初代 歌川 広重

種別

C版画

作者

初代 歌川 広重(しょだい うたがわ ひろしげ)

作品名

六十余州名所図会 出羽最上川月山遠望(ろくじゅうよしゅうめいじょずえ でわもがみがわがっさんえんぼう)

制作年

嘉永6年(1853)

材質・技法

大判錦絵

文化財指定

なし

解説

六十余州名所図会(全70枚)は、嘉永6年から安政3年(1853~56)までに出版された初代歌川広重の晩年の作です。最上川の河口を鳥瞰で描き、遠くに月山を望む図で、実景を写したものではなく、種本をもとに想像で描かれましたが、舟運が盛んだった当時の様子を知ることができます。構図は、川の流れを大きく蛇行させることで画面に奥行きをもたせ、前景の舟を大きく描き遠近感を協調しています。
初代 歌川広重(1797~1858)は、江戸時代後期の浮世絵師で、歌川豊広の門人。号は一遊斎、一立斎。初期は美人画、武者絵、役者絵などを制作し、天保4年(1833)頃に発表した保永堂版「東海道五拾三次」のシリーズで風景画家としての地位を確立しました。

貸出

公開状況

公開していない

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