種別
B絵画
作者
呉春(ごしゅん)
作品名
急須図 上田秋成賛(きゅうすず うえだあきなりさん)
制作年
文化5年(1808)
材質・技法
紙本淡彩
寸法・
表装を含む外寸
縦111.5×横23.6cm
文化財指定
なし
解説
呉春(1752~1811)は、姓は松村、俳号は月渓。はじめ狩野派の大西酔月に師事し、次いで与謝蕪村に俳諧と絵を学びます。蕪村没後、円山応挙の門人となり、応挙の平明な写生画法に、蕪村に学んだ俳諧的な洒脱みを融合させて新しい画風を確立します。呉春をはじめ門下の多くが京都の四条近くに住んでいたため、その一派は「四条派」と呼ばれるようになりました。
本図は、呉春が描いた急須に、江戸時代中期の国学者・俳人の上田秋成(別号は無腸、一七三四~一八〇九)が四首の歌を書いたものです。
貸出
可
公開状況
公開していない