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公益財団法人本間美術館 国指定名勝鶴舞園・清遠閣本間美術館所蔵作品データベース

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作品詳細

本間美術館 > C000282-1965|勝 春朗|新板浮絵 樊噲鴻門之会ノ図

新板浮絵 樊噲鴻門之会ノ図 勝 春朗

種別

C版画

作者

勝 春朗(かつ しゅんろう)

作品名

新板浮絵 樊噲鴻門之会ノ図(しんばんうきえ はんかいこうもんのかいのず)

制作年

安永8~寛政6年(1779~94)

材質・技法

大判錦絵

文化財指定

なし

解説

西洋の透視遠近法を採り入れた浮絵で、項羽と劉邦の鴻門之会での緊迫した場面を、細やかな描写で表現しています。葛飾北斎が勝川春章の門人として「春朗」と名乗っていた若い時期の浮絵では、現在知られている唯一の中国故事を題材にした作品です。
葛飾北斎(1760~1849)は、江戸時代後期の浮世絵師で、勝川派の祖・勝川春章に入門し、役者絵や戯作挿絵を描く傍ら狩野派を学びます。のちに二代俵屋宗理を襲名。以後、北斎宗理・画狂人北斎など頻繁に画号を変えつつ、琳派・土佐派・洋風画など諸派を学びました。美人画刷物や狂歌本挿絵に名を得る一方、陰影法を用いた洋風風景画の新機軸を開き、《富嶽三十六景》をはじめとする風景画の他、花鳥画なども描きました。

貸出

公開状況

公開していない

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