種別
D工芸
作品名
七官青磁鴨香炉(しちかんせいじかもこうろ)
制作年
中国・明時代後期
文化財指定
なし
解説
中国・浙江省の龍泉窯で焼かれた鴨形の青磁香炉です。透明性が強く淡い青緑色を呈しているのが特徴です。室町時代には、動物の形をした香炉が数多く日本に輸入され、座敷飾りの道具として用いられるようになります。特に、鴨の形をした香炉は違い棚を飾る香炉として珍重されていました。
蓋裏から口にかけて空洞になっており、口から香煙が立ち上る作りとなっています。七官の由来は、日本にもたらした中国人の役名とする説がありますが、詳細はわかっていません。
貸出
可
公開状況
公開していない