種別
B絵画
作者
天宥(てんゆう)
作品名
能除太子尊像(のうじょたいしそんぞう)
制作年
江戸時代前期
材質・技法
黒地金泥
寸法・
表装を含む外寸
縦72.0×横31.0cm
文化財指定
なし
解説
天宥(1595~1675)は、江戸時代前期の羽黒山第五十世別当。戦国時代に荒廃した羽黒山の再興に尽力し、羽黒山中興の祖と称されています。徳川家康の側近で「黒衣の宰相」と呼ばれた南光坊天海とも通じており、名を一字賜って「天宥」と改めたといわれています。
本図は、約1400年前に羽黒山を開山し、のちに月山・湯殿山も開かれ、出羽三山の開祖となった能除太子(蜂子皇子)の尊像です。能除太子は、身の丈は高く、肌の色は真っ黒で、目も口も耳元まで裂けた怪異な容貌をしていますが、これは人々の苦悩を引き受けたからだともいわれています。
※積善院旧蔵、大正7年に白崎良弥氏より到来。
貸出
可
公開状況
公開していない