本間美術館所蔵作品データベース

公益財団法人本間美術館 国指定名勝鶴舞園・清遠閣本間美術館所蔵作品データベース

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作品詳細

本間美術館 > A000163-2010|曽根原文書

曽根原文書

種別

A書跡

作品名

曽根原文書(そねはらもんじょ)

制作年

江戸時代中期~後期

材質・技法

紙本墨書

文化財指定

酒田市指定文化財

解説

この文書は、『名家手寫詩文巻』とも呼ばれ、浪華(大坂)・江戸・酒田に在住した作家の詩文箋・書簡などを巻装したものです。第1巻は藤花庵寄題詩、第2巻は送別詩、第3巻はその他と大まかに分類されています。この文書から、明和6年(1769)の秋、病のため帰省する魯卿を気づかった兄が、遠路はるばる迎えに来たことや、魯卿と頼春水が早くから親密であったことがわかります。
曽根原魯卿(1749~1811)は、名は省吾といい、碇屋六蔵の三男として生まれます。浪華の片山北海を盟主とする漢詩サロン「混沌詩社」で学び、病のため帰省。帰省後は医者を志して、江戸の桃井桃庵に師事し、酒田で開業しました。

貸出

公開状況

公開していない

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