種別
B絵画
作者
菅原白龍(すがわら はくりゅう)
作品名
浅絳山水図(せんこうさんすいず)
制作年
安政3年~明治3年(1856~1872)
材質・技法
紙本淡彩
寸法・
表装を含む外寸
縦109.0×横28.5㎝
文化財指定
なし
解説
菅原白龍(1833~1898)は、西置賜郡豊田村時庭(現在の長井市)の白龍山梵林院の祠官の子。本名は道雄、のちに元道。号は梵林、のちに白龍。はじめ長沼月峰と渡部玄渓、のちに江戸の熊坂適山に南宗画を学びます。その後、関西方面を遊学し、安政3年(1856)に家督を継ぎます。川上冬崖や奥原晴湖、富岡鉄斎らと交友し、山水花卉を好んで描きました。特に山水画は名作を多く遺しており、写生を基礎とした日本的南画の確立に努めました。文人や画家らとだけではなく、木戸孝允や大久保利通ら政府の大物たちと親交を持っていました。
「浅絳山水」とは、水墨を基調とし、代赭色(茶みのある橙色)の淡彩を添えた山水図のことでです。
貸出
可
公開状況
公開していない