種別
C版画
作者
三代歌川豊国 二代歌川広重(さんだい うたがわとよくに・にだい うたがわひろしげ)
作品名
江戸自慢三十六輿 堀きり花菖蒲(えどじまんさんじゅうろっきょう ほりきりはなしょうぶ)
制作年
元治元年(1864)
材質・技法
大判錦絵
文化財指定
なし
解説
三代 歌川豊国(1786~1864)と二代 歌川広重(1826~1869)の合作「江戸自慢三十六興」シリーズの一枚で、堀切の花菖蒲園を描いたものです。通路側には花菖蒲の品種名が書かれたと思われる名札が立てられており、江戸の名所として賑わった当時の様子がうかがえます。
三代 歌川豊国は、江戸時代後期の浮世絵師で、初代 歌川豊国の門人。歌川国貞ともいう。弘化元年(1844)に豊国を襲名し、役者絵や美人画を得意としました。生涯に遺した作品数は、浮世絵師の中で最も多いといわれています。
二代 歌川広重は、江戸時代後期の浮世絵師で、初代 歌川広重の門人。師の画風を継承し、風景画や花鳥画を得意としました。初代広重の没後、広重の養女・お辰の婿となり、2代広重を襲名。慶応元年(1865)に離縁し、喜斎立祥と改め、横浜絵なども手がけました。
貸出
可
公開状況
公開していない