種別
B絵画
作者
狩野 常信(かのう つねのぶ)
作品名
富士図(ふじず)
制作年
江戸時代中期
材質・技法
絹本着色
寸法・
表装を含む外寸
縦45.8×横72.6㎝
文化財指定
なし
解説
狩野常信(1636~1713)は、江戸幕府の御用絵師。狩野探幽の弟・狩野尚信の長男として京都に生まれます。父の跡(木挽町狩野)を継ぎ、承応・寛文・延宝の各造営の内裏障壁画制作に参加。宝永元年(1704)法眼、同6年に法印に叙されました。
紅葉の細やかな描写が繊細で、柔らかな筆致による雲煙や山々などの表現は、狩野探幽の富士図とも似ています。常信が法印(画家としての最高位)に叙せられた、宝永6年(1709)73歳以降の晩年の作です。
貸出
可
公開状況
公開していない