種別
A書跡
作者
上田 秋成(うえだ あきなり)
作品名
江の霞(えのかすみ)
制作年
1797(寛政9)年
材質・技法
紙本墨書
寸法・
表装を含む外寸
縦23.5×横16.0cm
文化財指定
酒田市指定文化財
解説
上田秋成(1734~1809)は、江戸後期の国学者、俳人。幼少の頃より俳句や和漢の古典を学び、賀茂真淵一門の国学者・加藤字万伎に師事します。与謝蕪村、本居宣長、太田南畝らと交流する一方で医学を学んでいます。代表作には小説『雨月物語』などがあります。
『江の霞』は、寛政9年(1797)の春、上田秋成が伏見から淀川を下り、両岸の風景を賞しながら大阪までの旅行をした折の紀行文です。暢達自在の書と風雅な文章は秋成の真骨頂を示す貴重な作品といえるでしょう。
貸出
可
公開状況
公開していない