種別
A書跡
作者
伏見天皇(ふしみてんのう)
作品名
御自筆御歌集断簡「広沢切」(おんじひつおんかしゅうだんかん「ひろさわぎれ」)
制作年
鎌倉時代
材質・技法
紙本墨書
寸法・
表装を含む外寸
縦30.3×横44.2cm
文化財指定
山形県指定文化財
解説
伏見天皇(1265~1317)は、後深草天皇の第2皇子で、第92代天皇。歴代天皇の中でも屈指の能書家として知られています。
本書は、伏見天皇の御製和歌集の断簡で「広沢切」と称されたものです。日頃詠んだ和歌をまとめる為の草稿であり、鎌倉時代の仮名の名筆として珍重されています。もとは巻子体でしたが、現在は巻子と、後世に切り離された断簡として伝わっています。松、槻、真木、木、故郷草、風、野の七首の和歌からなり、柔らかで伸びやかな筆致で書かれています。
貸出
可
公開状況
公開していない