種別
A書跡
作者
最上 義光(もがみ よしあき)
作品名
書状 北館大学宛(しょじょう きただてだいがくあて)
制作年
(慶長17年・1612)7月2日
材質・技法
紙本墨書
寸法・
表装を含む外寸
縦14.5×横88.2cm
文化財指定
酒田市指定文化財
解説
最上義光(1546~1614)が狩川城主・北楯大学利長(北館大学)に宛てた書状です。現在大石田(山形県大石田町)に着いており、三日には清川(庄内町清川)に着くことを志村伊豆守光安と下次右衛門秀実にも急いで伝えるように命じています。
慶長六年(1601)上杉氏の所領であった庄内を再び手に入れた義光は、大規模な水利工事を行いました。北楯大学は慶長6年に狩川城主となり、庄内平野の水不足解消のため、同16年立谷沢川(東田川郡庄内町)より水を取り入れる用水路の開発を義光に願い出ており、翌17年3月に着工し、7月21日に完成しました。
貸出
可
公開状況
公開していない