種別
A書跡
作者
後光厳天皇(ごこうごんてんのう)
作品名
宸翰 書状(しんかん しょじょう)
制作年
南北朝時代
材質・技法
紙本墨書
寸法・
表装を含む外寸
縦31.5×横56.2cm
文化財指定
重要美術品
解説
後光厳天皇(1338~74)は、南北朝時代の北朝第4代天皇。南北朝期は、書流史上において、天皇や皇族を中心に優れた人物を輩出した時期でもあり、その中でも後光厳天皇は能書家として傑出した一人に数えられています。
本書は、急ぎ相談を要することがあるため、明日中に参上するようにある人に催促したものです。崇光上皇(伏見殿)よりも重ねて催促があったため、その旨は賢俊僧正にも伝えたとあり、賢俊とも談合する必要があったと思われます。後光厳天皇の気品の高さ、力量の豊かさが遺憾なく発揮された書です。
※昭和44年3月20日、佐藤清治コレクション82点を売却し、購入。
貸出
可
公開状況
公開していない