種別
B絵画
作者
伝 円山 応挙(まるやま おうきょ)
作品名
芭蕉青蛙図(ばしょうあおがえるず)
制作年
明和5年
材質・技法
扇面・紙本墨画淡彩
寸法・
表装を含む外寸
縦18.2×横47.5㎝
文化財指定
酒田指定文化財
解説
大きな芭蕉の葉の左隅に小さな青蛙が描かれています。応挙36才、比較的若い頃の作品です。この年の『平安人物誌』(京都の学者・書家・画家の人名録)では、狩野派の大西酔月に次ぐ二番目に応挙の名が揚げられています。
円山応挙(1733~1795)は江戸中期の画家。字は仲選、号は夏雲、仙嶺など、後に応挙と改める。丹波穴太村(京都府亀岡市外)の農家に生まれ、京に出て石田幽汀について狩野派を学ぶ。さらに西洋画と中国画の写実法を研究。写実を重視し、清新な現実感を伝統的な装飾様式に融合させ、平明で情緒的な新様式を創造。円山派の祖となる。
貸出
可
公開状況
公開していない