種別
B絵画
作者
逸然 性融(いつねん しょうゆう)
作品名
羅漢図 隠元賛(らかんず いんげんさん)
制作年
江戸時代前期
材質・技法
絹本着色
寸法・
表装を含む外寸
縦108.3×横41.1㎝
文化財指定
なし
解説
逸然性融(1601~1668)は、江戸前期に来日した中国・明時代末の黄檗僧。正保元年(1644)に渡来、長崎興福寺第三世の住持となる。黄檗宗の開祖・隠元隆琦を招請するため中心となって運動し、黄檗宗の日本定着に力を尽くした。絵画にすぐれ、日本の漢画の祖と称され、長崎派絵画の主流となった。
香を焚く羅漢を描いた本図は、黄檗絵画独特の鮮やかな原色を用いており、陰影をつけた面貌表現や、衣の黄と青の対比が強い印象を与えている。上部の賛は、寛文12年(1672)に隠元が書いたもの。
貸出
可
公開状況
公開していない