種別
B絵画
作者
安田 雷洲(やすだ らいしゅう)
作品名
赤穂義士報讐図(あこうぎしほうしゅうず)
制作年
江戸時代後期
材質・技法
紙本着色
寸法・
表装を含む外寸
縦140.5×横78.2㎝
文化財指定
酒田市指定文化財
解説
安田雷洲(生没年不詳)江戸後期の洋風画家。江戸四谷に住み、文化11年(1814)から安政5年(1858)に至る作品が知られている。葛飾北斎に学び、主として銅版画家として活躍。江戸名所風景連作や報道画・歴史画も制作し、銅版画を普及させた。肉筆洋風画にも異色作がある。
本図は、12月14日、赤穂浪士が吉良邸に討ち入り、吉良の首級をあげて亡君の無念をはらしたという「忠臣蔵」の一場面を描いている。洋風の陰影法や銅版画にならった描写が劇的で、背後の大きな月が不気味さを増している。構図は『新約聖書』第三巻「羊飼いの礼拝」に倣っていることが分かっている。
貸出
可
公開状況
公開していない