種別
D工芸
作品名
葡萄栗鼠蒔絵刀筒(ぶどうりすまきえかたなづつ)
制作年
桃山~江戸時代初期
材質・技法
木、漆、螺鈿
寸法・
表装を含む外寸
長さ113.0×口径11.9cm
文化財指定
山形県指定文化財
解説
刀筒は、大名などが外出時に刀の運搬に用いたもの。筒は刀の形に湾曲しており、鐔の部分が膨らんでいる。印籠蓋造に仕立てられた口には掛金具と蝶番が取り付けられている。総体を黒漆塗りとし、葡萄と栗鼠を曲面全面に巧みに描き、絵梨子地の手法による変化に富んだ表現を取り入れている。近世初期の洗練された作風を示す古作の刀筒として貴重である。
貸出
可
公開状況
公開していない(東京国立博物館へ寄託)