種別
B絵画
作品名
不動明王三大童子五部使者像(ふどうみょうおうさんだいどうじごぶししゃぞう)
材質・技法
絹本着色
文化財指定
山形県指定文化財
解説
不動明王は、瑟々座(岩を模した台座)に結跏趺坐(両足を組む座り方)し、右手に火焔のある利剣、左手に索を持つ。
向かって右には棒を持つ矜羯羅童子、左に制叱迦童子、右下に蓮華の長い茎を持つ蓮華童子を配し、左下には不動明王へ合掌礼拝する五人の使者が描かれている。背景が描かれず、各尊の火焔光も描きわけるなど、古式を忠実に伝える作品と言える。
本図は、滋賀県・園城寺の不動明王画像と同じ図様で、智証大師が持ち帰った図像を忠実に写した画像として重要である。
大正13年に酒田・浄福寺より本間家に伝わる。
貸出
可
公開状況
公開していない