種別
A書跡
作者
大久保 利通(おおくぼ としみち)
作品名
七言絶句偶成三首(しちごんぜっくぐうせいさんしゅ)
制作年
明治時代
材質・技法
絹本墨書
寸法・
表装を含む外寸
(各)縦143.8×横59.3cm
文化財指定
なし
解説
大久保利通(1830~1878)は、号を甲東と言い、西郷隆盛、木戸孝允とともに「維新の三傑」の一人と呼ばれています。
明治7年(1874)10月、台湾出兵に始まった台湾問題の処理のため、全権大使として派遣された大久保は北京で清国と交渉し妥結します。本書は、北京での交渉が妥結した後、同年11月に詠まれた漢詩です。
【釈 文】
奉勅単航向北京 黒烟堆裏蹴波行 和成忽下通州水 閑臥篷牕夢自平 下通州偶成 甲東
秋色長天望裏清 一湾緑遶厦門城 樹蟠石秀多風趣 造化奇工画不成 過厦門偶成 甲東
大海波鳴月照営 遠征萬里若為情 孤眠不結還家夢 遥聴中宵囉叭聲 宿亀山陣営偶成 甲東
貸出
可
公開状況
公開していない