本間美術館所蔵作品データベース

公益財団法人本間美術館 国指定名勝鶴舞園・清遠閣本間美術館所蔵作品データベース

本間美術館
収蔵作品データベース
database

作品詳細

本間美術館 > B000031-1965|円山 応挙|鼬図

鼬図 円山 応挙

種別

B絵画

作者

円山 応挙(まるやま おうきょ)

作品名

鼬図(いたちず)

制作年

明和7年~安永元年

材質・技法

紙本淡彩

寸法・
表装を含む外寸

縦21.8×横59.1㎝

文化財指定

山形県指定文化財

解説

円山応挙(1733~1795)は丹波穴太村(京都府亀岡市外)の農家に生まれ、京に出て石田幽汀について狩野派を学ぶ。さらに西洋画と中国画の写実法を研究。写実を重視し、清新な現実感を伝統的な装飾様式に融合させ、平明で情緒的な新様式を創造し、円山派の祖となる。
この作品には、輪郭線を用いず細筆による毛描きのみで表現した鼬の側面図と、様々な角度から写した五図が描かれている。体毛の柔らかさ、体のしなやかさをよく捉えており、応挙の卓越した描写力を伝える。円山派の森寛斎の遺愛品として伝来し、「鼬」の墨書が応挙の自筆と認められている。

貸出

公開状況

公開していない

Multilingual

一覧ページに戻る

本間美術館の収蔵作品データベースは、作者名、作品名、制作年、作品画像など、収蔵作品に関する情報を提供しています。
また欠落するデータや古い情報が含まれる場合がありますのでご了承ください。

本間美術館が所蔵する作品の画像を出版・報道などに使用する場合は、許可が必要です。
詳しくは、当館までお問合せください。