種別
B絵画
作者
山口 素絢(やまぐち そけん)
作品名
枇杷烏図(びわからすず)
制作年
江戸時代中~後期
材質・技法
紙本墨画淡彩
寸法・
表装を含む外寸
縦124.3×横50.8㎝
文化財指定
なし
解説
山口素絢(1759~1818)は京都に生まれ、円山応挙に画技を学ぶ。寛政7年(1795)には、応挙に従って大乗寺の障壁画制作に参加。花鳥画や人物画をよくし、時様の和美人を得意とした。唐美人を得意とした兄弟子・駒井源琦と並び称される。
本図は、応挙が考案した付立(輪郭線を用いず、筆の腹を使って濃淡を表現する)の技法で、烏の姿を表す。枇杷は秋に蕾になり、冬に花咲き、春に実をつけ、夏に熟すことから、四季を備える吉祥の植物とされている。
貸出
可
公開状況
公開していない