種別
B絵画
作者
作者不詳
作品名
善導大師像 伝比丘曇省賛 伝李龍眠筆(ぜんどうだいしぞう でんびくどんしょうさん でんりりゅうみんひつ)
制作年
鎌倉~室町時代
材質・技法
絹本着色
寸法・
表装を含む外寸
縦103.0×横38.5㎝
文化財指定
山形県指定文化財
解説
善導(613~681)は中国・唐時代の浄土教の大成者。日本の法然・親鸞に大きな影響を与えた。
本図は、大師が合掌し念仏をすると、その念仏が阿弥陀の姿になって飛び出して人々を救ったという説話に基づく。画面上部には中国・南宋の比丘曇省の賛があり、箱書には宋の李龍眠が描いたとあるが、本図は南宋本をもとに日本で制作されたもの。京都・智恩寺の善導像にも同じ賛があり、原本が広く世に流布していたことが伺える。
この作品は復古大和絵師の冷泉為恭の愛蔵品で、仏道の師である願海に形見として贈ったもの。
貸出
可
公開状況
公開していない