種別
B絵画
作者
曾我 蕭白(そが しょうはく)
作品名
雑画巻(ざつがかん)
制作年
江戸時代中期
材質・技法
紙本淡彩
寸法・
表装を含む外寸
縦28.5×横376.4cm/縦28.5×344.7cm
文化財指定
なし
解説
この画巻には、「鳥獣戯画」を想像させるようなタコとカエルの相撲をはじめ、花梨の木にとまるインコとオウムなど、風景、人物、動植物が描かれています。蕭白の作品には自身の奇矯な個性を強烈に表現したものが多いですが、本図はユーモアとかわいらしさに満ちており、蕭白の意外な一面をみせる魅力的な作品といえます。
曽我蕭白(1730~81)は京都の商家に生まれたといわれ、名は暉雄、号は蛇足軒など。京狩野の高田敬輔に絵を学んだともいわれ、室町時代に水墨画で活躍した曾我派の末裔と自称し、蛇足十世を名乗りました。人物画の奇怪な表現、強烈な色彩感覚、常人離れした逸話も相まって、個性的な画家の代表とされています。
貸出
可
公開状況
公開していない