本間美術館所蔵作品データベース

公益財団法人本間美術館 国指定名勝鶴舞園・清遠閣本間美術館所蔵作品データベース

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作品詳細

本間美術館 > B000096-2010|天宥|能除太子尊像

能除太子尊像 天宥

種別

B絵画

作者

天宥(てんゆう)

作品名

能除太子尊像(のうじょたいしそんぞう)

制作年

江戸時代前期

材質・技法

黒地金泥

寸法・
表装を含む外寸

縦72.0×横31.0cm

文化財指定

なし

解説

天宥(1595~1675)は、江戸時代前期の羽黒山第五十世別当。戦国時代に荒廃した羽黒山の再興に尽力し、羽黒山中興の祖と称されています。徳川家康の側近で「黒衣の宰相」と呼ばれた南光坊天海とも通じており、名を一字賜って「天宥」と改めたといわれています。
本図は、約1400年前に羽黒山を開山し、のちに月山・湯殿山も開かれ、出羽三山の開祖となった能除太子(蜂子皇子)の尊像です。能除太子は、身の丈は高く、肌の色は真っ黒で、目も口も耳元まで裂けた怪異な容貌をしていますが、これは人々の苦悩を引き受けたからだともいわれています。
※積善院旧蔵、大正7年に白崎良弥氏より到来。

貸出

公開状況

公開していない

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