種別
B絵画
作者
青木 夙夜(あおき しゅくや)
作品名
山水図(さんすいず)
制作年
江戸時代後期
材質・技法
紙本淡彩
寸法・
表装を含む外寸
縦124.4×横21.0㎝
文化財指定
山形県指定文化財
解説
青木夙夜(?~1802)は京都に生まれ、池大雅に学び、最も頭角を現した弟子のひとり。馬韓(後の百済)の余璋王の子孫と自称し余夙夜と名乗る。池大雅の作品を忠実に模写する一方で、師の大らかさとは異なる細密な画風をもつ。大雅の没後、京都東山に功績を伝える大雅堂を建立。晩年は大雅堂の堂守となり、二世大雅堂と称した。
「江亭待友」と題された本図は、流れの畔の東屋で、舟で訪れるであろう友を待ち望む図。池大雅に学んだおおらかな筆法で、師の画風を忠実に守り描いている。制作時期は大雅の影響や、画題と落款の繊細な書体から若い頃の作と考えられ、この時期の優品と言える。
貸出
可
公開状況
公開していない