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公益財団法人本間美術館 国指定名勝鶴舞園・清遠閣本間美術館所蔵作品データベース

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作品詳細

本間美術館 > B000107-1968|市原 円潭|天台山真景 模本

天台山真景 模本 市原 円潭

種別

B絵画

作者

市原 円潭(いちはら えんたん)

作品名

天台山真景 模本(てんだいさんしんけい もほん)

制作年

安政4年(1857)

材質・技法

紙本着色

寸法・
表装を含む外寸

縦37.5cm

文化財指定

なし

解説

中国・浙江省天台県北にある仏教の名山・天台山の真景図です。天台山は、もとは道教の霊山で、「天上の三台星に応ずる地」から天台山の名が生まれたと伝えられています。4世紀中頃から仏僧が入山し、仏寺建立が盛んになり、575年に入山した智顗(天台宗開祖)が修禅寺(宋代に大慈寺と改名)を建て、天台宗の根本道場となりました。日本天台宗の開祖・最澄が804年に入山して以降、唐から宋にかけて続々と日本の仏僧が訪れました。
市原円潭(1817~1901)は、酒田出身の画僧。天保2年(1831)に江戸に上り、江戸幕府の表絵師・深川水場狩野家の狩野了承賢信、同11年には奥絵師・鍛冶橋狩野家の狩野探淵に師事。京都、奈良、長崎などの社寺を巡歴して多くの古仏画を模写。帰郷後は、鶴岡の淀川寺の住持となりました。

貸出

公開状況

公開していない

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