種別
B絵画
作者
中村 彜(なかむら つね)
作品名
静物(せいぶつ)
制作年
大正2年(1913)
材質・技法
板・油彩
寸法・
表装を含む外寸
縦32.9×横23.1㎝
文化財指定
なし
解説
中村彜(1887~1924)は、茨城県に生まれる。白馬会の本郷菊坂研究所、溜池研究所と太平洋画会研究所に学ぶ。明治42年の文展入選をかわきりに連続受賞を果たし、官展の新進作家として注目される。明治44年から若い美術家たちを庇護する新宿中村屋を拠点に制作。大正5年には文展で特選を受賞する。レンブラントなど西洋近代の巨匠たちの作風を次々と取り入れ、深い精神性が心を打つ自画像や肖像画を多く描いた。肺結核を患っていたため、その画業は常に死と対峙しながらのものであった。
貸出
可
公開状況
公開していない