種別
C版画
作者
三代 歌川 広重(さんだい うたがわ ひろしげ)
作品名
大日本物産図会 羽後秋田疑冬之図(だいにほんぶっさんずえ うごあきたふきのず)
制作年
明治10年(1877)
材質・技法
中判錦絵
文化財指定
なし
解説
北海道や東北には巨大なフキ(蕗・疑冬)が自生し、この野生種を栽培したのが「秋田フキ」です。葉の直径は1メートル、高さ2メートルにもなります。葉の下で雨宿りをしたり、馬に乗る人に下から差しかけて傘のように使いました。肉質は堅く苦味があり、主に砂糖漬けにして食されています。
三代 歌川広重(1839~92)は、初代歌川広重の門人。二代広重が門下を去ると、初代広重の養女お辰に婿入りして二代目を自称したが、実際には三代目。明治時代の西洋風建築や馬車鉄道・蒸気船・蒸気機関車などの開化絵を多数制作しました。
貸出
可
公開状況
公開していない