種別
D工芸
作品名
百万塔 附自心印陀羅尼(ひゃくまんとう つけたりじしんいんだらに)
制作年
奈良時代
材質・技法
木製
寸法・
表装を含む外寸
高21.4㎝
文化財指定
酒田市指定文化財
解説
百万塔は、宝亀元年(770)に孝謙天皇(後の称徳天皇)の勅願によってつくられた木製の小塔です。塔身の中には延命や除災を願う経文「陀羅尼」が納められており、現存する世界で最古の印刷物といわれています。当初は百万基の塔がつくられ、東大寺や法隆寺、薬師寺、興福寺などの十大寺にそれぞれ十万塔ずつ奉納されましたが、その多くが焼失し、現在では法隆寺のみに伝わっています。この百万塔も法隆寺伝来の品で、明治41年(1908)に本間家の寄進に応じて法隆寺から贈られたものです。
貸出
可
公開状況
公開していない