種別
D工芸
作者
片桐 石州(かたぎり せきしゅう)
作品名
茶杓(ちゃしゃく)
制作年
江戸時代前期
材質・技法
竹
寸法・
表装を含む外寸
長17.5、筒長20.6㎝
文化財指定
なし
解説
片桐石州(1605~73)は、大和小泉藩の2代藩主で茶道石州流の創始者。小堀遠州の跡を継いで「江戸幕府茶道師範」と称され、大名茶の本流となりました。
胡麻が入った櫂先はゆったりと曲がり、中央が広く豊かな姿の美しい茶杓で、切止は直角切りを裏からわずかに斜めに切り落とすという珍しい作といえます。筒には石州の墨〆印と下部に「宗関」の自著があります。庄内藩士・諏訪貞吉旧蔵のもので、幕末の文久年間に本間家が入手したものです。
貸出
可
公開状況
公開していない