種別
D工芸
作者
初代 諏訪 蘇山(すわ そざん)
作品名
鶉斑文入(うずらふもんちゃいれ)
制作年
明治~大正時代
寸法・
表装を含む外寸
高8.9×口径4.1×底径4.4㎝
文化財指定
なし
解説
明治~大正時代の陶工・初代 諏訪蘇山(1852~1922)作の茶入。鶉斑とは、鶉の羽色のように、茶褐色に黒と白の斑点のある文様のことをいいます。
初代 諏訪蘇山は、加賀藩士の家の長男として生まれます。九谷焼の陶画を学び、明治8年(1875)に東京に出て陶磁器の製造業を自営。明治13年に金沢に戻ったのち、明治33年に京都に移り綿光山の工場につとめ、明治40年に五条坂に窯を開いて独立。大正6年(1917)には帝室技芸員に任命されました。青磁、白磁、彩磁のほか窯変の法など釉薬の研鑽につとめ、中国の砧青磁の写しを得意としました。
貸出
可
公開状況
公開していない