種別
D工芸
作品名
染付鳳凰文沈香壺(そめつけほうおうもんじんこうつぼ)
制作年
江戸時代中期
材質・技法
磁器
文化財指定
なし
解説
ヨーロッパなどへの海外輸出用につくられた蓋付の染付大壺です。香木を入れるための容器だったことから「沈香壺」と呼ばれています。胴部には、羽を大きく広げて岩に舞い降りる鳳凰と、羽を広げて岩に留まる鳳凰が対になって描かれ、蓋と肩部には四つに区切った窓を設け、牡丹と兎が描かれています。
このような沈香壺は、17世紀から18世紀のヨーロッパの王侯貴族や富裕階層が競って買い求めたものであり、高級実用品としてだけではなく、室内装飾用の美術工芸品として用いられました。
貸出
可
公開状況
公開していない