種別
A書跡
作者
西郷 隆盛(さいごう たかもり)
作品名
七言律詩「従来素志」(しちごんりっし「じゅうらいそし」)
制作年
明治時代
材質・技法
紙本墨書
寸法・
表装を含む外寸
縦172.0×横95.8㎝
文化財指定
なし
解説
西郷隆盛(1828~1877)は、号を南洲と言い、大久保利通、木戸孝允とともに「維新の三傑」の一人と呼ばれています。戊辰戦争の折、新政府と最後まで戦った庄内藩に対する寛大な処置は、西郷によるものだった事から、庄内の人々は西郷を敬愛し、親交を深めました。
本書は、明治元年の戊辰戦争の折、西郷隆盛が奥羽に向けて出立する従兄弟・大山巌に餞として贈った漢詩といわれています。一つ策を投じることにより百代まで生きるが、わずかな誤りによって多くの兵を死なせてしまうという勝敗における心得が記されています。
貸出
可
公開状況
公開していない